iPhoneのホーム画面、あなたはどんな風に使っていますか?
アプリのアイコンが並んでいるだけ……そんな人も多いかもしれません。
でも、iOS 14以降で搭載された「ウィジェット」機能を活用すれば、iPhoneの使い勝手が劇的に変わります。
ちょっとした情報を一目で確認できたり、アプリを開かなくても操作ができたり、まさに“自分だけの情報パネル”を作ることが可能です。
この記事では、初心者向けに「iPhoneウィジェット」の基本とおすすめの使い方、活用のコツをわかりやすく解説します。
ウィジェットとは?
ウィジェットとは、アプリの一部情報や機能を、ホーム画面やロック画面、スタンバイモードに表示できる“簡易パネル”のこと。
たとえば以下のようなものがウィジェットで表示可能です:
- 今日の天気
- スケジュールやリマインダー
- バッテリー残量やアクティビティ状況
- 時計やカレンダー
- メモの一部表示 など
アプリを開かずに、知りたい情報だけを“チラ見”できる便利な仕組みです。
ウィジェットの追加方法(初心者向け)
- ホーム画面を長押しして編集モードにする
- 画面左上の「+」ボタンをタップ
- ウィジェットに対応したアプリ一覧が表示される
- 使いたいウィジェットを選び、表示サイズ(小・中・大)を決定
- 「ウィジェットを追加」を押して、配置したい位置へドラッグ
これだけで、自分好みのホーム画面が作れます。
おすすめウィジェット10選
初心者でも使いやすく、日常をグッと便利にしてくれるウィジェットを紹介します。
1. 天気
その日の天気・気温・降水確率が一目でわかる。朝の確認に最適。
2. カレンダー
次の予定を即チェック。アプリを開く手間がゼロに。
3. 時計(世界時計)
海外とのやり取りが多い人に便利。時差確認もひと目で。
4. バッテリー
AirPodsやApple Watchの残量も表示されて超便利。
5. リマインダー
やることリストをウィジェットで常時確認。タスク忘れを防止。
6. 写真
お気に入りの1枚を常に表示。思い出がふとした瞬間に心を和ませます。
7. メモ
買い物リストやToDoなど、確認したいメモを即座にチェック可能。
8. マップ(目的地予測)
よく行く場所の所要時間を自動表示。出発タイミングの目安に。
9. ヘルスケア
歩数や睡眠時間など、日々の健康情報を一覧表示。
10. スクリーンタイム
スマホ依存のチェックにも最適。使用時間を可視化できます。
ウィジェットスタックでさらに便利に!
ウィジェットは「スタック」にして重ねておくことも可能です。
- 同じサイズのウィジェットをドラッグして重ねるだけ
- 上下にスワイプして切り替え
- スマートローテーション設定で時間帯や使用傾向に合わせて自動表示も
限られたスペースを有効活用でき、情報整理にも最適です。
ウィジェットでできる“生活の最適化”
ウィジェットは、以下のような日常シーンで活躍します:
- 朝の支度中:天気・予定・交通情報を一括で確認
- 通勤・通学中:バッテリー残量や音楽操作がスムーズに
- 仕事中:次の会議予定やメモがすぐ確認できて集中力アップ
- 買い物中:リストをすぐ見られるから忘れ物ゼロ
- 就寝前:スクリーンタイムやヘルスケアで1日の振り返り
まるで“あなた専属のパーソナルアシスタント”のような存在になります。
注意点と小ワザ
- ウィジェットに対応していないアプリもある
- 多すぎるとホーム画面がごちゃつく → 厳選して配置
- スタックは「スマートローテーション」をオフにすると手動切り替えに
- ロック画面やスタンバイモード(iOS 17以降)にも配置可能
慣れてくると、1日の動線に合わせて“ウィジェット配置マップ”をつくるのも面白いです。
まとめ
iPhoneのウィジェットは、ただの飾りではなく、“毎日の行動を支えるツール”です。
アプリを開く手間を減らし、欲しい情報を瞬時に得る――それだけで日常の質がグッと上がります。
まだ使っていない人は、まずは天気やカレンダーなどの基本から取り入れて、自分好みのホーム画面を育ててみてください。