Macを使っていて「この画面をそのまま誰かに伝えたい」と思ったことはありませんか?
そんな時に便利なのが、「スクリーンショット機能」です。
ただの“画面の切り取り”と思われがちですが、実はMacのスクリーンショット機能には、仕事を効率化するための便利な工夫が多く詰まっています。
この記事では、初心者向けにMacのスクリーンショット機能の使い方や、業務活用のポイントをわかりやすく解説します。
基本のショートカットを覚えよう
Macのスクリーンショットは、キーボード操作だけで簡単に実行できます。
操作内容 | ショートカット |
---|---|
画面全体を撮影 | Command + Shift + 3 |
選択範囲を撮影 | Command + Shift + 4 |
ウィンドウ指定撮影 | Command + Shift + 4 → スペースバー押下 |
スクリーン録画 | Command + Shift + 5 |
これらの操作を覚えておくだけで、資料作成・サポート依頼・報告書づくりなどがスムーズになります。
スクリーンショットが活きる業務シーン
マニュアルや資料の作成
操作手順を文章だけで説明するのは難しいもの。
スクリーンショットを添えることで、視覚的に理解しやすい資料になります。
チームへの報告や共有
「この設定で合ってる?」「こんなエラーが出てる」といった確認が、スクリーンショット1枚で完了。
クライアント対応・メール添付
説明や操作ガイドを画像で添付すれば、問い合わせ対応の手間も激減します。
Command + Shift + 5の多機能っぷり
このショートカットで起動する「スクリーンショットツールバー」は、Macならではの高機能さが光ります。
静止画だけでなく動画も録画できる
操作手順を録画して説明動画として共有すれば、相手の理解度もアップします。
保存先やタイマー設定も自由
スクリーンショットをデスクトップではなく、「書類」や「クリップボード」に直接保存することも可能です。
描き込み・注釈ツールも便利
撮影直後のプレビュー画面で、矢印や文字を書き加えることができるので、ちょっとした説明がその場で済みます。
おすすめの活用テクニック
「スペースバー」でウィンドウだけを美しく撮る
Command + Shift + 4 → スペースバーで、ウィンドウ単位で背景つきの美しいスクショが撮れます。
Controlキーを加えると「コピー」に
Control + Command + Shift + 4 で、撮影した画像を直接クリップボードにコピーして、そのままメールやチャットに貼り付け可能。
AirDropで即共有
撮ったスクリーンショットをそのままAirDropで別のMacやiPhoneに送れば、メールを使わずに瞬時に共有が可能です。
画像の整理も簡単に
撮影したスクリーンショットは、名前の先頭が「スクリーンショット」となっているため、Finderの検索で一括管理しやすくなっています。
また、「プレビュー」アプリを使えば簡単にトリミングやサイズ変更、ファイル形式の変換も可能です。
第三者アプリとの連携でさらに快適に
CleanShot X(有料)
- より多機能な注釈・スクロールキャプチャ対応
- 録画・GIF化なども自在に
Skitch(無料・Evernote連携)
- シンプルな操作で注釈を追加できる
- チームでの共有にも適しています
まとめ:スクショを制する者は業務を制す
Macのスクリーンショット機能は、単なる画像キャプチャ以上の“仕事の武器”です。
- キーボード操作で瞬時に画像化
- 注釈・録画・保存形式の柔軟な設定
- メール・チャット・資料作成まで、あらゆるシーンで活躍
「文章で説明するより、1枚の画像」。
そんなときこそ、Macのスクリーンショット機能を思い出してみてください。