「iPhoneのカレンダーって予定だけ入れるものでしょ?」と思っている方、実は多いかもしれません。けれど、iPhoneのカレンダーはスケジュール管理にとどまらず、タスク管理にも活用できる非常に便利なツールです。
特に、他のアプリを増やしたくない・シンプルに管理したい人にとって、標準のカレンダーアプリは最適な選択肢となります。
iPhoneカレンダーでできること
iPhoneに最初から入っている「カレンダー」アプリは、直感的に使えるのが魅力です。主な機能は次のとおりです。
- 予定(イベント)を日付・時間で登録できる
- 繰り返し設定(毎日、毎週、毎月など)が可能
- アラーム通知を任意の時間で設定可能
- メモ欄にToDoや詳細な指示を書ける
- iCloudで複数デバイスと自動同期
これらの機能を応用すれば、日々のタスクやルーチン管理もカレンダーで一括できるのです。
タスク管理に使う基本テクニック
iPhoneカレンダーをタスク管理に活用するための基本的なテクニックを紹介します。
1. タスクを“予定”として登録する
「13:00〜13:30 洗濯」「18:00 買い物」など、時間を区切ってToDoをイベントとして登録。終了時間を設けることで、1日の流れが視覚的に把握しやすくなります。
2. 色分けで種類ごとに分類
カレンダーには複数のカレンダー(色分け)を設定できます。「仕事」「プライベート」「健康管理」など、用途に応じて色を使い分ければ、タスクの種類が一目でわかります。
3. 通知機能で忘れを防止
イベント登録時に「10分前」「1時間前」などの通知を設定しておけば、やるべきことを確実にリマインドしてくれます。
4. 毎日のルーチンを“繰り返し予定”に
「朝7:00にウォーキング」「21:00に日記を書く」など、繰り返す習慣をカレンダーに組み込むことで、自分のリズムが整っていきます。
リマインダーとの使い分けもポイント
iPhoneには「リマインダー」という専用のToDoアプリもあります。こちらは「チェックリスト形式」で管理できるのが特長ですが、視覚的な一覧性ではカレンダーの方が優れています。
そのため、
- 今日1日の細かなToDo → リマインダー
- 時間に連動した行動や予定 → カレンダー
といった使い分けをすると効果的です。
Apple Watchとの連携でさらに便利に
iPhoneのカレンダーで管理したタスクは、Apple Watchでも確認・通知されます。これにより、スマホを手にしなくても「次は何をするべきか」がすぐに分かり、行動がスムーズに。
移動中でも手元で確認できるため、忙しいビジネスパーソンや子育て中の方にもおすすめです。
カレンダーを“自分だけのマネージャー”に育てよう
使いこなすほどに、カレンダーは自分だけの「行動マネージャー」になります。1日の流れを視覚的に整理し、必要なことを漏らさず行動に移すサポートをしてくれるのです。
面倒にならないコツは、「ざっくりでOK」「完璧を求めない」こと。まずは気軽に書き込むところから始めてみましょう。
まとめ:タスク管理もカレンダーで完結
iPhoneカレンダーは、予定だけでなくタスク管理にも最適なツールです。時間を意識した行動設計がしやすくなり、生活全体の質も向上します。
余計なアプリを増やさずに、シンプルに始められるのも魅力のひとつ。今日からあなたの“やること”を、カレンダーでまとめてみませんか?