ライブ音源は、スタジオ録音とは違った“空気感”や“熱量”が魅力です。しかし、スマートフォンやノートPCのスピーカーだけでは、その迫力や臨場感が十分に伝わってこないことも。
そこでおすすめなのが、AppleのAirPodsシリーズです。AirPods ProやAirPods Maxは、ライブ音源の魅力を最大限に引き出してくれる高性能イヤホンです。本記事では、その魅力を引き出す設定術を初心者向けに分かりやすく解説します。
ライブ音源の魅力とは?
ライブ音源には以下のような特徴があります。
- 観客の拍手や歓声が臨場感を演出
- マイク越しのリアルな音の質感
- アーティストの“息づかい”や“アドリブ”が感じられる
つまり、繊細な音の再現力と音場の広さが重要になります。AirPodsシリーズには、これらを引き出す機能が多数搭載されています。
おすすめはAirPods ProまたはAirPods Max
AirPodsシリーズの中でも、ライブ音源を最大限に楽しむなら以下のモデルが最適です。
- AirPods Pro(第2世代): アクティブノイズキャンセリング(ANC)と適応型環境音制御、空間オーディオに対応。
- AirPods Max: 高音質ドライバとヘッドホンならではの包み込むような音場で、ライブの臨場感を再現。
どちらもH1またはH2チップを搭載しており、Apple製品との連携もスムーズです。
ライブ音源に最適な設定手順
以下の設定を行うことで、AirPodsでのライブ音源再生が格段に向上します。
1. 空間オーディオを有効にする
「空間オーディオ」は、ライブ会場にいるかのような立体的な音響を再現してくれる機能です。
設定方法(iPhoneの場合):
- 設定アプリ → Bluetooth
- 接続中のAirPodsの「i」アイコンをタップ
- 「空間オーディオ」をオンに
- 必要に応じて「ヘッドトラッキング」も有効に
ライブ音源と相性が非常によく、音の広がりが一気に増します。
2. ノイズキャンセリングをオンにする
屋外や移動中にライブ音源を楽しむなら、ノイズキャンセリングを活用しましょう。
AirPods ProまたはMaxの本体を長押し、またはコントロールセンターから「ノイズキャンセリング」を選択するだけです。雑音が遮断され、ライブの細かな音まで聴き取れます。
3. イコライザの調整(Apple Musicの場合)
Apple Musicでは「設定」→「ミュージック」→「イコライザ」から音質調整が可能です。
ライブ音源におすすめのプリセット:
- ライブ:空間の広がりを強調
- ロック:中域と高域が強調され、ギターやボーカルがよりクリアに
- アコースティック:繊細な音の再現に向いている
お気に入りのライブ音源に応じて切り替えてみましょう。
より快適に楽しむための工夫
● ライブ音源プレイリストを作成
Apple MusicやSpotifyで「ライブバージョン」の曲を集めたプレイリストを作っておくと、気分に合わせて楽しめます。
● iPadやMacでも楽しむ
iPadやMacでAirPodsを使用すれば、より大画面・高ビットレートでの再生が可能です。ライブ映像付き音源なら、視覚と聴覚の両面で臨場感が高まります。
● 夜は「外部音取り込み」で安心
自宅の夜間など、家族の声やインターホンを聞き逃したくない時は「外部音取り込みモード」も活用できます。安全性を保ちつつ音楽に没入できます。
まとめ:AirPodsならライブが“目の前”に
AirPodsを使えば、ライブ音源の魅力をより深く味わうことができます。空間オーディオやノイズキャンセリング、イコライザ設定などを活用すれば、音楽がまるで“その場にいるように”聴こえてくるはずです。
お気に入りのライブアルバムやフェス音源を、AirPodsで再発見してみませんか?