英語を学ぶうえで欠かせないのが「辞書」。でも、紙の辞書は調べるのに時間がかかり、スマホのアプリはつい他の通知で気が散ってしまう……そんな方におすすめなのが、Macに標準搭載されている「辞書」アプリです。
実はこのアプリ、英語学習に非常に適していて、しかもすぐに使える便利なツール。今回は、Macの辞書アプリが英語学習をはかどらせてくれる理由とその使い方をご紹介します。
Macの辞書アプリとは?
Macに標準で入っている「辞書」アプリは、英和・和英・英英辞典だけでなく、Apple用語辞典やウィキペディアなども横断的に検索できる強力なツールです。
アプリの場所:
Launchpad →「辞書」アプリ(またはSpotlightで「辞書」と検索)
インターネットに接続せずとも使えるため、通信環境に左右されることなく、学習に集中できます。
英語学習に役立つ3つのポイント
1. 英和・和英・英英の3つが一度に引ける
Macの辞書アプリは、一つの単語を検索すると「英和辞典」「和英辞典」「英英辞典」のすべてにまたがって情報を表示します。意味だけでなく、用例や類語、発音記号まで確認可能。
英語の意味を英語で理解する「英英辞典」もすぐ見られるので、学習レベルに応じた使い分けができます。
2. マウスオーバーで即調べられる
Safariやメール、PagesなどのApple製アプリでは、単語にカーソルを合わせて「3本指タップ(または右クリック→調べる)」をするだけで辞書が起動。
これは知らない単語に出会ったときの“即調べ”が可能になる大きな時短機能です。
英語ニュースや英語小説を読むときにもストレスなく辞書が使えるため、学習が中断されにくくなります。
3. 音声や例文も充実
英語の単語を調べると、発音記号に加えてネイティブ音声での発音も確認できます。特に英英辞典(Oxfordなど)を有効にしていると、例文も自然で実用的。
実際の使われ方を知ることができ、語感も身につきやすくなります。
自分好みにカスタマイズできる
辞書アプリは「環境設定」から自分に合った構成にカスタマイズできます。
- 英英辞典だけを上に表示する
- Wikipediaを非表示にする
- 複数辞典を自由に並び替える
学習の目的に合わせて必要な辞書だけを有効化すれば、検索結果もスッキリし、使いやすさがぐんと向上します。
辞書アプリ+Safariで読む英語が変わる
Safariで英語サイトを閲覧中、わからない単語に出会ったときに3本指タップをすれば、辞書がその場でポップアップ表示されます。
例えば、英語のWikipediaやBBCニュースを読みながら、スムーズに語彙を増やすことができます。調べた語彙はメモアプリに転記するなど、自分だけの単語帳作成にもつなげられます。
他のアプリと連携した活用もおすすめ
辞書アプリは単独で使うだけでなく、他のApple製アプリとの相性も抜群です。
- Pages: レポートやエッセイ執筆中に、すぐに意味確認
- メモアプリ: 調べた単語を一覧化して復習に
- Quick Look: Finder上で文章を開いた状態から調べることも可能
これらを組み合わせれば、「調べながら書く・読む」英語学習が自然に実現します。
まとめ:辞書アプリはMacユーザーの“学習の味方”
Macの辞書アプリは、軽快で多機能、しかも無料。英語を学ぶすべての人にとって、非常に頼れる存在です。紙の辞書や有料アプリに負けない機能を持ちながら、学習のリズムを崩さずに使えるのが最大の魅力です。
今日から辞書アプリを活用して、Macでの英語学習をワンランクアップさせてみませんか?