仕事中や勉強中、リラックスタイムなど、集中したいのにiPhoneの通知で気が散ってしまうことはありませんか?
そんなときに便利なのが「集中モード」。さらにこれを曜日や時間帯で自動切り替えすれば、いちいちオン・オフする手間もなく、理想的な生活リズムが実現します。
この記事では、iPhoneの集中モードを曜日・時間で自動的に切り替える設定方法と、初心者でもすぐに活用できる実践的な使い方をわかりやすく解説します。
集中モードとは?
集中モードは、iOS 15から登場した通知管理機能です。
以下のような状況ごとに通知のオン・オフを自動で制御できます。
- 勉強中や仕事中は通知を遮断
- 睡眠時は着信もミュート
- 運転中は安全のため通知を保留
それぞれに応じたカスタムモードを作成でき、集中力を妨げないiPhoneの使い方が可能になります。
集中モードを曜日・時間で自動切り替えする手順
集中モードを作成する
- 設定アプリ →「集中モード」をタップ
- +マークから新しいモードを作成(例:「仕事」「勉強」など)
- モード名・カラー・アイコンを選択
- 通知を許可するアプリ・連絡先を設定
自動切り替えのスケジュールを設定
- 作成した集中モードを開く
- 下部の「スケジュールまたはオートメーションを追加」→「時間」
- 曜日、開始時刻、終了時刻を指定
これで、たとえば「平日9時〜17時は仕事モード」などの設定が完了します。
場所やアプリ起動での自動切り替えも可能
- 場所:会社や自宅に着いたら自動で切り替え
- アプリ:YouTubeやKindleを開いたら自動で切り替え
これらもスケジュールと組み合わせることで、より柔軟な制御ができます。
おすすめの集中モード活用例
平日の仕事時間に「仕事モード」
- 曜日:月〜金
- 時間:9:00〜17:30
- 許可アプリ:Slack、メール、カレンダーのみ
- 通知対象の人:上司・チームメンバー
業務中にSNSやゲームの通知が来なくなり、仕事に集中できます。
夜の「読書モード」
- 曜日:毎日
- 時間:22:00〜23:30
- アプリ:Kindleのみ許可
- 通知:すべてオフ
読書や瞑想、日記タイムに邪魔が入らず、穏やかな時間が手に入ります。
土日の「リラックスモード」
- 曜日:土・日
- 時間:10:00〜16:00
- 通知許可:家族・親しい友人のみ
- その他:SNSやニュースアプリは通知なし
完全オフではなく、必要な連絡だけを受け取る設定です。
集中モード中にできるカスタマイズ機能
ホーム画面のカスタマイズ
集中モードごとに表示するホーム画面を切り替えることも可能です。
- 勉強モード:学習アプリだけをまとめた画面に
- 仕事モード:Slack、メモ、カレンダーだけに絞る
設定 → 集中モード →「ホーム画面」から切り替えができます。
ロック画面の外観変更
ロック画面も集中モードごとにカスタマイズ可能。ウィジェットを整理して余計な情報を排除できます。
集中モードの状態は共有もできる
設定で「集中モードの状態を共有」をオンにすると、メッセージアプリなどで相手に「通知をオフにしています」と表示されます。
これにより、連絡が遅れても相手に配慮した印象を与えられます。
スクリーンタイムとも併用しよう
スクリーンタイムを併用することで、時間制限付きのアプリブロックも可能です。
- SNSアプリは1日30分まで
- 動画アプリは午後だけ使用可
集中モード+スクリーンタイムで、さらに生産性の高いスマホ利用が実現できます。
まとめ:集中モードで“意識しなくても集中できる”日常を
iPhoneの集中モードは、自分のライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズできる優れた機能です。曜日や時間帯に合わせて自動で切り替える設定をしておけば、通知に煩わされることなく、自然と集中できる環境が整います。
最初は1つのモードからでOK。自分の生活に合わせて、少しずつ集中モードを育てていきましょう。