最近では、YouTubeやInstagram、TikTokなどで料理動画を投稿する人が増えています。でも「動画編集って難しそう…」「撮影機材が高そう」と思っていませんか?
実は、iPadさえあれば、誰でも手軽に料理動画を作成できます。カメラ、マイク、編集アプリ、そしてSNSへの共有まで、すべてをiPad1台で完結できるのです。
今回は、初心者でもすぐに始められる「iPadで料理動画を撮影・編集する簡単ステップ」をご紹介します。
Step1:撮影前の準備
● 必要なもの
- iPad(カメラ付き/できればスタンドに固定できるタイプ)
- iPadスタンドまたは三脚+タブレットホルダー
- 撮影するキッチンの明るさ(自然光+照明)
iPadのインカメラ・アウトカメラどちらでも撮影できますが、料理の手元を映すならアウトカメラ+スタンドが理想です。
● 撮影アングルを決めよう
料理動画では「手元が見やすいこと」が何より大切です。真上から撮る「トップダウン撮影」は調理の流れがわかりやすく、人気があります。
スタンドがない場合は、まな板の横や正面に設置して、工程が見えるように工夫しましょう。
Step2:iPadで料理動画を撮影する
● カメラアプリを使って録画
標準の「カメラ」アプリで十分高画質な撮影が可能です。
- アプリを開いて「ビデオ」に切り替える
- 横向き(16:9)で撮影するとYouTubeやInstagramに適した比率に
- 余計な音が入らないように、環境音も確認しましょう
最新のiPadシリーズなら、4K撮影や手ぶれ補正にも対応しています。
● ポイント
- 材料や完成品の「見せカット」も忘れずに
- 撮影は“少し多め”が安心。あとで編集で削れます
- 途中で止めても問題なし。複数ファイルをつなげられます
Step3:編集は「iMovie」または「CapCut」で
● iMovie(Apple純正)
iPadに標準搭載されている「iMovie」は初心者にぴったりの動画編集アプリです。
- 撮影した動画をタイムラインに並べるだけ
- 不要な部分をカット
- テキスト(レシピ名や工程)を簡単に挿入
- BGMも内蔵音源から選択可能
編集が終わったら「保存」→「写真アプリ」に書き出せます。
● CapCut(無料&高機能)
SNS向け動画を作るなら、人気の「CapCut」もおすすめ。
- 縦向き・横向きのフォーマットに対応
- おしゃれなテンプレートやエフェクトが豊富
- 字幕の自動生成や音楽の挿入も簡単
TikTokやInstagramリールにそのままアップロードできる点も魅力です。
Step4:SNSへの投稿までワンストップ
● 書き出した動画は「写真」アプリに保存
iPadでは、書き出した動画は自動的に「写真アプリ」に保存されます。ここからYouTube、Instagram、TikTokなどへ直接アップロードが可能。
- YouTubeアプリ →「+」→「動画をアップロード」
- Instagram →「リール」→「ライブラリから選択」
- TikTok →「+」→「アップロード」→編集後に投稿
どのSNSにもiPadは対応しており、パソコンを使わなくても投稿完結ができます。
Step5:自分らしい動画づくりのコツ
● 見やすい構成にする
料理の工程は「材料紹介→手順→完成」の順で並べると視聴者が理解しやすくなります。余分なカットは短くするのがポイントです。
● テロップや音楽で印象アップ
簡単な字幕やBGMを入れるだけで、動画の印象は一気にプロっぽくなります。派手すぎず、落ち着いたデザインにすることで“おいしさ”が引き立ちます。
● ハッシュタグを活用
投稿時には「#おうちごはん」「#簡単レシピ」などのハッシュタグを付けて、より多くの人に動画を見てもらえるようにしましょう。
まとめ:iPad1台で、料理動画はもっと身近に
iPadは、動画撮影・編集・投稿のすべてを一台でこなせる万能ツールです。特別な機材や複雑なソフトを使わなくても、初心者でも“伝わる”料理動画が作れます。
あなたのキッチンから発信する動画が、誰かの食卓を豊かにするかもしれません。まずは身近な料理から、iPadでの撮影を始めてみましょう。