iPhoneで思いついたことをパッと記録したいとき、多くの人は「メモ」アプリを使うでしょう。しかし、実はiPhoneには「メモ帳代わりに使える」意外な標準アプリが他にもあります。
目的や使い方に応じてアプリを使い分ければ、もっと効率よく、もっと楽しく情報を残すことができます。今回は、iPhone初心者の方に向けて、“メモ帳の代わり”になる便利な標準アプリとその活用法をご紹介します。
意外と使える標準アプリ①【リマインダー】
✔ 用途:ToDoメモや買い物リストに
「リマインダー」は、やることリスト(ToDo管理)に最適なアプリですが、実はメモ帳代わりとしても便利です。思いついたことを項目ごとにリスト化しておけば、あとから確認・完了チェックも可能。
- 「やること」をチェック付きで一覧にできる
- 日時や場所を指定して通知を受け取れる
- Siriに「○○をリマインドして」と頼むだけで記録可能
思考を整理しながらメモを取りたい人におすすめです。
意外と使える標準アプリ②【カレンダー】
✔ 用途:予定だけでなく“時間付きメモ”に
「カレンダー」はスケジュール管理のアプリですが、「○月○日の14時にこのメモを確認したい」というような“時間付きメモ”として活用することができます。
- メモを時間と紐づけて保存できる
- 通知設定で忘れ防止にも活用可能
- イベントタイトルを「買うものメモ」などにしておくのもOK
時間管理とメモをセットにしたい人には非常に便利な使い方です。
意外と使える標準アプリ③【メール】
✔ 用途:自分宛メモやちょっとした記録の保管に
iPhoneの「メール」アプリも、ちょっと変わった“メモ帳”として使えます。特におすすめなのが「自分にメールを送る」方法です。
- アカウント内で“自分宛メール”を送ればどこでも確認可能
- メールの件名に要点、本文に詳細を書くスタイルで使いやすい
- 添付ファイルやURLも一緒にメモとして残せる
メール検索も活用すれば、過去のメモもすぐに引き出せます。
意外と使える標準アプリ④【Safari】
✔ 用途:Webページにコメント付きメモ
Safariでは「リーディングリスト」や「ブックマーク」機能を活用して、気になったWebページを保存し、あとでコメント付きで確認することができます。
- ブックマーク名を自分用のメモタイトルに変更可能
- URLと一緒に「何のために保存したか」を記録
- iCloud連携でMacやiPadとも同期
情報収集メモや勉強用メモに最適です。
意外と使える標準アプリ⑤【ボイスメモ】
✔ 用途:手が離せないときの音声メモに
「ボイスメモ」は、音声での記録に特化したアプリです。話すだけでメモが取れるので、運転中や作業中など、手が使えない場面でも大活躍。
- ワンタップで録音開始できる
- 録音後はタイトルを変更して管理
- 再生位置を細かく調整できるので聞き返しも楽
会話や思いつきをそのまま残せるため、メモというより「思考の記録」に近い活用ができます。
メモアプリとの使い分けでさらに便利に
もちろん、標準の「メモ」アプリも非常に高機能で便利です。
- フォルダ分け・タグ付けで管理しやすい
- 写真やスキャンデータも保存できる
- iCloud同期でMacやiPadとも連携可能
それでも目的によっては、他のアプリの方がシンプルで便利な場面もあります。
「やることはリマインダー」「考えを話すならボイスメモ」「あとで読みたいページはSafari」──このように、用途ごとに使い分けると、日常の記録がよりスマートになります。
まとめ:iPhoneは“万能メモ帳”だった
iPhoneは、標準で入っているアプリだけでも、実に多彩な“メモの取り方”が可能です。メモ帳アプリにこだわらず、自分の生活スタイルに合った方法を選ぶことで、情報整理も記録習慣もぐっと効率的になります。
ちょっとしたひらめきも、忘れてしまう前に。あなたもiPhoneの“意外なメモ術”を今日から取り入れてみませんか?