「いつの間にかアプリでホーム画面がごちゃごちゃに…」
そんな悩みを解決してくれるのが、iPhoneの「Appライブラリ」機能です。
アプリをフォルダにまとめたり、複数のページをスワイプして探したりする手間。
それらを一気に解消してくれるのが、iOS 14以降で導入されたAppライブラリ。
使いこなせば、アプリ整理が“ほぼ自動化”できる強力な仕組みになります。
この記事では、Appライブラリの仕組みとメリット、初心者でもすぐに使いこなせるコツを分かりやすく紹介します。
Appライブラリとは?
Appライブラリは、すべてのインストール済みアプリをカテゴリ別に自動整理してくれる専用画面です。
ホーム画面の一番右端にスワイプすると表示されます。
主な特徴は以下のとおりです:
- アプリが「仕事」「エンターテインメント」「SNS」などジャンルごとに自動分類
- 使用頻度の高いアプリは上部に大きく表示
- アルファベット順で一覧表示も可能(検索バーを使えば即座にアクセス)
- ホーム画面からアプリを非表示にしても、Appライブラリには残る
つまり、“ホーム画面に出ていないアプリ”でも消えたわけではなく、Appライブラリからいつでも呼び出せるという仕組みです。
アプリ整理が楽になる3つの理由
●① 自動でジャンル分けしてくれる
これまでのように、自分で「SNS」「ゲーム」「仕事」などのフォルダを作って分類する必要はありません。
Appライブラリが、App Storeでのカテゴリ情報に基づいて自動で分類してくれます。
例:
- Instagram → SNS
- Gmail → 仕事効率化
- YouTube → エンターテインメント
アプリが増えても、並べ直さなくて済む安心感が大きなメリットです。
●② ホーム画面は最小限に、必要なアプリだけ
Appライブラリの導入で、ホーム画面に「置いておくアプリ」を厳選できるようになります。
使用頻度が高いアプリだけをホーム画面に置き、残りはAppライブラリに収納すれば、スッキリとした操作性が実現します。
不要なアプリをホームから非表示にするには:
- ホーム画面上でアプリアイコンを長押し
- 「ホーム画面から削除」を選択
- Appライブラリには残るため、いつでも再使用可能
●③ 探す時間を削減できる検索・ABC一覧機能
Appライブラリの検索バーをタップすると、インストール済みのすべてのアプリがアルファベット順で一覧表示されます。
- アプリ名が思い出せれば一発検索
- 英語名のアプリも探しやすい
- Siri検索との連携も可能
「このアプリ、どこにあったっけ…?」という時間を減らせば、操作のストレスもぐっと減ります。
ホーム画面との併用テクニック
●ウィジェット+最小限のアプリだけ表示
必要な情報(天気、スケジュール、バッテリー残量など)はウィジェットに集約し、
残りはAppライブラリに任せて“引き出し感覚”で使うのがコツです。
●フォルダと併用するのもOK
一部のアプリだけは自分でまとめておきたい…という場合は、
フォルダを作ってもOK。Appライブラリと併用することで、自分なりの整理スタイルが完成します。
よくある疑問とその答え
Q. アプリを削除したらAppライブラリからも消えますか?
→はい。アプリを完全に「削除」した場合は、Appライブラリからも消えます。
「ホーム画面から削除」だけなら、Appライブラリに残ります。
Q. カテゴリを自分で変更できますか?
→現時点ではAppライブラリのカテゴリ分けは自動です。手動では変更できません。
ただし、検索バーや一覧機能で十分に対応できます。
Q. Appライブラリをホームの先頭に移せますか?
→いいえ。Appライブラリは一番右端に固定されています。
ただし、ホーム画面のページ数を減らすことで、よりアクセスしやすくなります。
まとめ:Appライブラリでホーム画面に“余白”を
iPhoneのAppライブラリは、アプリが増えても管理をシンプルに保てる優れた仕組みです。
- 自動分類でアプリが探しやすい
- ホーム画面をミニマルにできる
- フォルダ整理や探す時間が減る
- ホームから消してもAppライブラリに残る安心感
このように、“整理する”時間や手間から解放されて、本当に使いたいアプリだけをサッと使えるようになるのがAppライブラリの魅力です。
今こそ、ホーム画面を見直してみませんか?