「この画面、あとで見返したい」「誰かに共有したい」「証拠として残しておきたい」
そんなときに活躍するのが、iPhoneのスクリーンショット機能です。
スクリーンショットは“撮るだけ”ではもったいない。
ちょっとした工夫や編集を加えるだけで、情報整理・仕事効率・プライバシー管理までこなせる万能ツールになります。
この記事では、初心者にも分かりやすく、iPhoneのスクリーンショット機能の基本から応用まで、実用的な活用術をまとめて紹介します。
スクリーンショットの撮り方(モデル別)
● Face ID搭載モデル(iPhone X以降)
サイドボタン + 音量アップボタン を同時に押す
● Touch ID搭載モデル(ホームボタンあり)
ホームボタン + サイドボタン(または上部ボタン)
※撮影後は、画面左下にプレビューが表示され、すぐに編集・共有が可能です。
編集でできること
撮ったスクリーンショットは、標準機能だけでもかなりの加工が可能です。
✍️ マークアップ(手書き・文字入力)
- ペン・マーカー・蛍光ペンの3種類
- テキスト入力や図形の挿入も可能
- カラーパレットで強調表示にも対応
→ ノート代わりにも使えます。
🔲 トリミング(不要な部分をカット)
- 指先で角をドラッグするだけで範囲を調整
- 重要部分だけを切り出すことで、情報が整理されます
スクロールスクリーンショットも活用しよう
Safariや設定アプリ、メールなど“縦長”の画面全体を保存したいときは、「フルページ」機能が便利です。
● 手順:
- スクショ撮影後、左下のプレビューをタップ
- 画面上部の【フルページ】を選択
- 必要に応じてトリミングして【PDFとして保存】
→ iCloud Driveやファイルアプリに保存され、書類として管理するのにも便利です。
スクリーンショットの活用術7選
① オンライン購入の控えとして保存
注文番号や支払い完了画面は、スクショで残せば安心。メールを探さなくても即確認できます。
② SNSやWebの情報を「後で読む」ために
あとで読みたい投稿やニュースは、スクショして写真アプリで管理。
タグ付けやフォルダ分けで分類すれば、ブックマーク代わりになります。
③ 地図アプリの現在地・ルート保存
目的地や集合場所をスクショしておけば、オフラインでも確認可能。
共有すれば道案内にも便利。
④ iOSやアプリのエラー報告
不具合が起きたとき、画面をそのまま撮影してサポートに送ると、説明の手間が減ります。
⑤ 画面共有・操作説明に使う
高齢の家族や同僚に、アプリの使い方を説明したいときは、
スクショに手書きメモを加えて送るだけで一発理解!
⑥ SNS投稿やチャットの保存
やりとりの記録や思い出を画像で残せるので、ログとしても重宝します。
(※個人情報には十分ご注意を)
⑦ レシピ・支払い明細・メモの代用に
- クックパッドのレシピページ
- 銀行アプリの振込確認画面
- 手元のメモ帳代わりに一時保存
→ スクショは“万能メモ帳”にもなるのです。
スクショをさらに便利にする小ワザ
🔒 プライバシー対策:不要な部分を黒塗りに
名前・電話番号・アドレスなどをマークアップで塗りつぶせば、安心して共有できます。
🗂 フォルダ分けで整理整頓
写真アプリで「スクリーンショット」アルバムを作成し、
カテゴリごとに分けておくと探しやすさが格段にアップ!
🤖 ショートカットアプリと連携
「スクショ → 自動でPDFにして保存」など、ワンアクション自動化も可能。
繰り返し作業が多い人はぜひ活用を。
よくある質問(Q&A)
Q. 撮ったスクショが勝手に保存される場所は?
A. 「写真」アプリの「スクリーンショット」アルバムに自動で保存されます。
Q. 撮ったスクショを共有するには?
A. プレビュー画面や写真アプリから「共有」アイコンをタップ。LINEやメール、AirDropも選べます。
Q. 誤って削除したスクショは復元できる?
A. 写真アプリの「最近削除した項目」から30日以内なら復元可能です。
まとめ
iPhoneのスクリーンショット機能は、メモ代わりにも、記録にも、説明にも使える万能ツールです。
- 基本の撮影・編集方法を知る
- スクロールスクショやマークアップで表現力UP
- 情報整理・共有・証拠保存など、使い道は無限大
ただの「画面の保存」ではなく、あなたの生活と仕事を支えるツールとして、
今日からスクリーンショットをもっと使いこなしてみましょう!