朝起きて、まず何をチェックしますか？
天気、カレンダー、ニュース、タスク、株価、メモ…情報が多すぎて、
アプリをいちいち開くのが面倒に感じている方も多いでしょう。
そんな“朝の情報チェック”を一画面に集約してくれるのが、Macのウィジェット機能です。
macOS Sonoma以降では、ウィジェットをデスクトップ上に自由に配置できるようになり、日常の効率がぐっと高まりました。
この記事では、Macのウィジェットを使いこなして、毎朝の情報チェックを快適にする方法を初心者向けにやさしく解説します。
そもそもウィジェットとは？
ウィジェットとは、アプリの一部の情報や機能を小さなパネル状に表示する仕組みです。
iPhoneやiPadでなじみのある方も多いですが、Macでも活用できるようになりました。
ウィジェットは、以下のような情報をリアルタイムで確認できます：
- 天気（現在の気温・降水確率など）
- カレンダー（今日の予定）
- リマインダー（ToDoリスト）
- メモ
- 時計・タイマー
- 株価・ニュース
一目で必要な情報がそろう「ダッシュボード」のような役割を果たします。
macOS Sonomaから進化したウィジェット機能
最新のmacOS Sonomaでは、ウィジェットに大きな進化がありました。
●デスクトップに直接配置できる
以前は通知センターにしか表示できませんでしたが、
現在はデスクトップの空きスペースに自由に置けるようになり、いつでも確認が可能に。
●iPhoneのウィジェットも表示可能
MacとiPhoneが同じWi-Fiに接続されていれば、iPhone上のウィジェットをMacに表示できます。
例えば、iPhoneのバッテリー残量やヘルスケア情報をMacで確認することもできます。
●インタラクティブに操作可能
カレンダーの予定追加やToDoリストのチェックなど、ウィジェット上での操作が可能に。
“見るだけ”ではなく“操作もできる”ようになった点が大きなポイントです。
朝の情報チェックにおすすめのウィジェット構成
① 天気：1日の服装と傘の有無を判断
「天気」ウィジェットは、現在の気温だけでなく、時間ごとの予報や週間天気も表示できます。
服装や出発時間の調整に大活躍です。
② カレンダー：その日の予定を即確認
今日のスケジュールを忘れていて焦る…ということがないよう、
「カレンダー」ウィジェットを大きめに配置するのがおすすめ。
1日表示や週表示などレイアウトも選べます。
③ リマインダー：ToDoを目の前に
「リマインダー」ウィジェットでは、日常のタスク・買い物リスト・仕事の締切などを簡単にチェック可能。
通知センターよりも視認性が高く、やるべきことを忘れにくくなります。
④ メモ：アイデアの一時保管場所に
起きた直後や仕事前にふと浮かんだアイデアを「メモ」ウィジェットで可視化。
ToDoとは違い、自由に書きとめる場所として活用できます。
⑤ 時計＆タイマー：集中のための時間管理
世界時計やタイマーを表示しておけば、
オンライン会議の開始時間や集中作業のタイミングを逃しません。
シンプルな見た目で配置の邪魔にもなりません。
ウィジェットの追加・配置方法
- デスクトップの何もない部分を右クリック
- 「ウィジェットを編集」を選択
- 追加したいウィジェットをドラッグして配置
- サイズ（小・中・大）や内容をカスタマイズ
iPhoneのように長押しで配置変更もできるため、直感的な操作が可能です。
効率的に活用するためのコツ
- 使わないウィジェットは非表示に（情報過多を防ぐ）
- デスクトップを見渡しやすく整理する
- マルチディスプレイ環境ではサブ画面に集約
- 集中モードと組み合わせて表示切り替えも便利
ウィジェットの数が増えすぎると逆効果になるため、“毎朝使う情報だけ”を厳選するのがポイントです。
まとめ：ウィジェットで「見る・思い出す・動く」をシームレスに
Macのウィジェットをうまく使えば、朝の情報収集〜行動までがひとつながりの流れになります。
- 起動しなくても見える
- 一目で理解できる
- 操作もその場で完了する
これは、「アプリを開く」から「常に見えている」への進化ともいえる体験です。
朝を効率よくスタートさせたい人は、ぜひウィジェットを取り入れてみてください。
デスクトップが“あなただけの情報ハブ”になります。
